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2017年03月25日

七間町ハプニング前夜祭トークイベントに参加しました!

最近、活気と勢いのあるまち・七間町で面白いイベントがあると聞いて足を運んでみました。
今月5日に「七間町ハプニング」というパフォーミング・アーツのイベントが行われ、その前日にトークイベントが催されました。
今回は、そのトークの様子をご紹介します。
「七間町ハプニング」当日の様子については、来月1日発行の番町センター情報誌「ばんたび」に取材記事が載っていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

昨年から七間町では、通りだけではなく地区を含む「ZONE」でのミーティングが開かれていて、その界隈で活動されている方々が集まり七間町について話し合うことを重ねていったそうです。
そこから生まれたのが、「七間町ハプニング」です。
ミーティングでは七間町のちょっとした魅力を地図にする回もあったようで、「七間町ハプニング」のパンフレットにはそのときのアイデアが生かされたマップが載っています。

今回のトークイベントのテーマは「アートイベントの社会的意義―『まちは劇場』プロジェクトを考える」というものでした。
かつて七間町は演劇のまちで、映画の勃興から映画街へと変わっていきました。
歴史的に見て文化のまちであり、その特性をもう一度活発にし、発信していこうという皆さんの熱気が感じられました。

司会進行は柚木康裕さん(スノドカフェ七間町店長)。
登壇者は
井原麗奈さん(静岡大学地域創造学環アート&マネジメントコース准教授)、
成島洋子さん(SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術局長)、
古川はるなさん(フルート奏者、博士[音楽] )、
番町市民活動センターからセンター長・五味も登壇しました。



トークでは、登壇者の四者四様の立場から意見が飛び交いました。
イベントの社会的意義を誰にどう示すか、どう評価するか、などなど。
登壇者の経験談も交えての大変興味深いトークでした。

会場は空き店舗の空間を利用した特設のものです。
客席はパイプ椅子で、登壇者の後ろには非常灯が赤々と光っています。
こうした場所に市民の方々が集まり、文化的なイベントが開かれているという光景に胸が熱くなりました。

七間町のこれからに期待大です!



センタースタッフ・仁科
  

Posted by 静岡市番町市民活動センター at 19:06Comments(0)イベント参加活動紹介

2015年12月28日

市民活動はむずかしくない

私がここ最近、聞いたお話や体験をいくつか綴ります。

①「地域の職人さんを探そう」
来館された方から伺った話です。
センターの近くにある番町小学校では、「地域の職人さんを探そう」という学習の時間があるとのこと。
安西にある「いなせせんべい」の方が折り紙の名人であり、みんなで訪ねたそうです。

②「和菓子懐石」
先日、日本伝統の和菓子のコース料理「和菓子懐石」を初めていただきました。
いま、和菓子屋さんでは、後継者が育たずに店を閉めなくてはならない状況が増えているそうです。
そんな中、和菓子の普及のために幼稚園にて親子向けの教室を開いている職人さんがいらっしゃいます。
参加した若いお母さんが「和菓子っておいしいものなのね」と言うのを聞くと、馴染み深いものではなくなりつつあるかもしれないことに驚きと落胆の気持ちになるとのこと。
「お菓子」そのものに対する認識が変化してきているのかもしれません。
「来年は岩手県の大槌保育園で子どもたちに和菓子を食べさせてあげたい」と、職人さんは熱く語っていらっしゃいました。

③「カフェコンサート」
別の日には、「カフェコンサート」に行って来ました。
「地域の方がお茶を飲みながら音楽を聴ける場所があれば」との思いから始まったコンサートです。
毎回、プロの方をゲストに迎え、主催者さんの自宅(!)で開催。途中、お茶の時間があり手作りのスイーツをいただけます。
今回はマリンバという楽器を使用するため、それが搬入できる吉田町図書館の視聴覚ホールで行なわれました。
100名ほどの方々で賑わっていました。
今回はいつものお茶の時間が実施できなかったのですが、代わりにカップケーキをお土産に焼いてくださいました。
次回は来年3月だそうです。会場のみなさんも今から楽しみにされていました。

「市民活動」って「どうしたらいいかわからない、何をやったらいいかわからない」というお声を聞きます。
市民活動は決してむずかしいものではなく、楽しいこともたくさんあります。
食育、多世代交流、地域での親睦など、 まずは好きなことから始めてみるのがおすすめです。




センタースタッフ・木村  

Posted by 静岡市番町市民活動センター at 21:12Comments(0)イベント参加活動紹介

2015年11月11日

文化祭、竹でつながった輪(ちくわではありません)

11月7日土曜日、焼津水産高校で文化祭(水高祭)が行なわれました。
同じ校舎内に藤枝特別支援学校焼津分校があります。


当センター入居団体の「Groomしずおか」さんが提供した竹で、特別支援学校の生徒さんがミニ門松を作り販売すると聞き、現地に行ってきました!


9時半に販売し始めたのに、なんと15分後には完売!
限定20個とのことでしたが、早起きして出かけ、購入することができて良かったです。


Groomしずおかさんからもらった時は鮮やかで青々とした緑色だったそうですが、時間が経つにつれ、少し色あせてしまったとのこと。
蜜蝋(みつろう)を薄く塗ってあるそうですが、竹は「生きもの」なのでカビが生えたり、変色したり、管理が難しいということも教えていただきました。

縮緬(ちりめん)は地域の方が提供。それをひとつひとつ生徒さんが縫い上げたそうです。


松葉は変色してしまうので着色。そんなお話を伺うと、更に愛おしく感じる門松でありました。
まだ青いうちの細い竹はなかなか手に入らないため、先生方は大変喜んでいらっしゃいました。

生徒さんたちはいくつかのグループに分かれています。
「ものづくり班」の生徒さんが看板を持って呼び込みに来たので笑顔につられて行ってみました。

(生徒さんの写真掲載の許可は取ってあります)

部屋に入ると木のいい香り。木で作った数々の作品が並んでいました。




こちらのコンセプトを読んで生徒たちの想いが伝わってきました。


下駄は杉をバーナーで焼いて作ったそうです。一生懸命に生徒さんが説明してくれました。

履いてみたらなんと気持ちの良い履き心地!買いました!

喫茶店班では生徒たちが接客のサービスを練習した成果を見せます。
開店前の練習では、 「ありがとうございました。申し訳ありません。30度」 「かしこまりました。15度」と、大きな声でお辞儀をされていました。
この日のために外部講師を招き、授業をしていただいたそうです。



水産高校の生徒さんや卒業生も来店するそうで、昨年は200名を超えるお客様がみえたとのこと。


また、地域の方々が大勢いらしていて、毎年、楽しみにしているお目当ての作品があるらしく、次々と完売していきました。
実習を受け入れてくれる企業やお店も多く、生徒たちが地域に馴染んでいる様子が感じられました。
主任の先生が「地域とのつながり」「地域との協力」「地域に感謝」等々、「地域」という言葉を何度も口にされていました。
これは市民活動センターも一緒かな、と思いました。

センタースタッフ・木村  

Posted by 静岡市番町市民活動センター at 20:59Comments(0)イベント参加活動紹介

2014年08月05日

ヒミツ基地プロジェクト第一弾「くらやみダイアログ」

先々週の日曜、グランシップにてヒミツ基地プロジェクト「くらやみダイアログ」に参加してきました!

ちなみにこの「ヒミツ基地プロジェクト」は昨年度の当センターの主催企画「シズオカ補完計画」にて生まれたプロジェクトです!


ふだん滅多に体験できない、一点の明かりもない本当の真っ暗闇。

まずは、暗闇の中で自由に過ごしてみます。

各々が見えない中、自由な姿勢で、おしゃべりが始まりました。
私自身は、暗闇になった方が幾分か饒舌になりました。
視界をほぼ気にせずリラックスした姿勢で話せるので、呼吸が深くゆっくりになり、穏やかな気分になったので、会話そのものに集中でき、たくさんしゃべりました。

話をする人もいれば、しない人もいます。
各々が自由に過ごせる素敵な空気も、秘密基地プロジェクトの皆さんの賜物です!

暗闇に目が慣れてくると、その時まで気付かなかった小さな明かりに目が行くようになりました。
できるだけ完全な闇にするためその明かりも消していきましたが、人間の眼の適応力もなかなかだなと実感しました。

誰かが突然言いました、「陣形を組んでみましょう」。
目が慣れその他の感覚が研ぎ澄まされると、以外とぶつかったりはしないものです。
一人一人の立ち位置を探り、明かりを少し点けてみると、
「あれれ?」しかしなかなかキレイな陣形にはなりません。
三角、ジグザグ、正円などなどいろいろ試してみました。

パソコンや携帯など、現代は視覚を酷使する時代です。
それらに疲れた方々にこそ、暗闇の中でおしゃべりしたり自由に過ごす、こういった体験が必要なのではないのかなー、なんて思いました。

各々が暗闇をたっぷりと味わった3時間でした。
意外と寝る方はいなかったようです。

参加者の皆さん、「ヒミツ基地プロジェクト」の皆さん、貴重な経験をありがとうございました!



そんな「ヒミツ基地プロジェクト」第二段が8月10日(日)にあります!


【八月十日 日曜日 ぼくの、わたしの、ひみつきち。】

何もない。何でもできる。
昭和のかおりをのこした一軒の空き家。ヒミツ基地には電気も水道も何もありません。
大人になったからこそ、9歳の心に戻って自由な空白を楽しんでみませんか。

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 日時 8月10日(日)開始13時30分〜17時00分
 会場 静岡市羽鳥のとある空き家(※トイレはございません)
 集合 13時00分 静岡駅改札口前までお越しください。
 会費 500円(別途、静岡駅から現地までのバス代がかかります)

 内容 9歳の心になって、ヒミツ基地を作ります。遊びましょう!

 持物 飲み物、タオル、動きやすい格好、スリッパ、使いたい道具や物     
    (ダンボールとガムテープはある程度こちらでご用意します)

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対象者
以下のいずれかに該当する方
「童心に帰ってみたい」
「ヒミツ基地を作りたい」
…そんな大人(学生・子どもも可)

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【お申込み・お問い合わせ】
8月7日(木)までに下記メールアドレスへご連絡下さい。
氏名・性別・連絡先電話番号・メールアドレス、
またよろしければ応募動機をお知らせください。(定員8名)
静岡市番町市民活動センター 五味 mail@bancho-npo-center.org
※応募多数による当落結果については、いただいたメールアドレスへ連絡いたします。



今度はまさにヒミツ基地どまんなかですね!ぜひ!


センタースタッフ・渡辺  

Posted by 静岡市番町市民活動センター at 21:37Comments(0)イベント参加

2013年08月13日

「行列のできる講座・チラシの作り方」に参加しました

「手にとってもらえないチラシは資源の無駄である」というジャブをいきなり受け、人の集まらない講座の言い訳のトップが、「ひらきなおり」だという事実を突き付けられノックアウト…。

おかげで既成概念はそぎ落とされ、求められているのは効率・効果・結果だと思い知らされました。

「行列のできる講座・チラシの作り方①」講座での体験です。講師の坂田静香さん恐るべしでした。

「ゴールの見えるタイトルを」と言う言葉でグッときて、どんなチラシに自分自身が目を向けるのか関心を大いに持つようになったこの頃です。

岡本
  

Posted by 静岡市番町市民活動センター at 21:02Comments(0)イベント参加
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