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2016年05月29日

「町内会・自治会・子ども会…ざっくばらんに話す会」盛り上がりました!

どんなテーマで”もざっくばらんに話す”ことって大切ですね!

今年度は、地縁組織についても聴き合い、話し合いの場をつくっていきたいと思い、その第1弾として「町内会・自治会・子ども会…ざっくばらんに話す会」を企画しました。
みなさんは、どんな風に町内会や自治会に関わっていますか。
お住まいの地域に子ども会はありますか。最近の人口減少や少子高齢化で、町内会の役員のなり手がいなかったり、子ども会がなくなってしまった地域もあるということです。


まず、ご自分の住むところの現状のお話をしていただき、他所の地域の実情と自分のところの違いなども聴き合い、話し合っていただきたい。
また、年代や立場によって地縁組織の意味や捉え方が違うことも聴き合い、話し合っていただきたいというのがこの企画の第1の目的です。

ご自分の先入観や悩みなどにこだわる心を捨てていただき、思いを新たにより良い形で地縁組織に関わっていただければ、静岡市全体が生き活きするのではと思いました。

参加者は清水区、駿河区、葵区、さらに牧之原市からの参加もありました。年代も20代から70代まで、男性も女性も。番町センターを日頃利用しているNPO団体の方や町内会長やPTAの方、子ども会の方と様々な立場の方が参加し、聴き合い、話し合いの場を持つことができました。参加者のみなさん、熱気ある場を創りだしてくださってありがとうございました。









年代、立場の違う方々にこのような場を一緒にしていただく時は、冒頭でこの場のルールを説明することから始めます。番町センターでは「座談会ライブ♪」でこのような場作りをしていますので、そういう時と同じルールを大切にし合います。






1時半から始めた「ざっくばらんに話す会」を4時に終了する時には、参加者は自分の心の中にあったものを吐き出したばかりでなく、新しい気付きを持つことができたようです。
これからもこの課題に関心をもつ人々を増やし、より聴き合い、話し合いの場を深める第2弾へとつなげていきたいと思います。

第2弾のお知らせも注目していてくださいね!

     


  

Posted by 静岡市番町市民活動センター at 15:52Comments(0)イベント実施報告

2016年05月22日

地域コミュニティの大切さを痛感しました!

番町センターは、公設民営。NPO法人静岡県ボランティア協会(通称-ボラ協)が指定管理者です。
昨日(5月21日)は、NPO法人としての総会がありました。昨年度の事業報告書、活動計算書の承認を受け、無事総会は終了。

その後、昨年4月25日に発生したネパール大地震(M7.8 犠牲者9000人)の復興支援についての講演会がありました。
お話は、ネパール、パタンのご出身で、現在は焼津市にお住まいのナレス・マハラジャンさん。ボラ協の街頭募金などにも立ち、たくさんの皆さまから集まった資金で、この程、ネパール国初の地震防災コミュニティセンターを開所したことを中心にお話いただきました。
これまで、地震の備えという感覚を持っていなかったネパールの人々への防災教育の拠点として、いざという時に備える備蓄倉庫も兼ね、日常はコミュニティセンターとして使える建物です。



ネパール地震で子どもの犠牲が多かったことは、やはり地域の特性に合った防災の知恵が子どもたちに伝えきれていなかったことが原因のひとつであると思います。
また、同じ揺れに襲われた各地でも、ふだんからコミュニティがしっかりしていた地区は、被災後の助け合いがうまくいき、犠牲者の数も最小限に抑えられたということも聴きました。





東北大震災から5年経ち、熊本地震が起き、どちらの復興もまだ途上である現在、防災教育やふだんからの備え、コミュニティの充実などを心掛けていかなくてはならないことを、あらためて痛感した講演会でした。
ナレスさん、そして、熊本地震のDMATやJMATについてのお話をしてくださったレシャードさん、ありがとうございました。

番町センターでは「町内会・自治会・子ども会…ざっくばらんに話す会」を5月28日に開催しますが、これを端緒として、地縁やコミュニティのことをじっくり考えていく場をつくっていきます。どうぞご参加ください。お越しをお待ちしています。

   センター長 五味


  

Posted by 静岡市番町市民活動センター at 11:07Comments(0)活動報告
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